9月に入ると夏の休息を取り戻すかのように息子のサッカーの試合が毎週土日に組み込まれる。
朝5時に起きてオニギリを握り、息子を朝6時に起こし、機嫌の最悪な8歳の息子を送り出す妻。
朝6時に起き、その息子を集合場所まで連れて行き、その後ろ姿をいつまでも見ていると、何度か振り返る息子が愛おしい父。
朝7時に起き、弟のサッカーの試合を観に行くのはあまり乗り気じゃないが、ママを独り占め出来るのが少し嬉しい10歳の娘。
朝6時に起き、ドキドキと不安を胸に抱えて集合場所に行き、皆んなで電車とバスを乗り継ぎ会場に入り、試合ではベンチに座る息子。。。
これもサッカー。サッカーはチームスポーツであり、ベンチのメンバーも含めてチームだ!
というチーム論はまだ息子には理解出来ないだろう。父もベンチ入りな息子にかける言葉を探してしまう。父はベンチの経験がない。
しかし振り返れば中学校3年の県大会。遠い湯河原まで試合をしに行った時の事。11人以外にも当然、試合会場まで行きベンチ入りさえしないチームメンバーもいたのだ。その時の自分はレギュラーで自分がベンチなんて考えもしなかったし、試合に出ていないメンバーの気持ちなんてあまり考えていなかったように思う。
当然、そこまで送り出してくれた家族の事も。。。
サッカーは1人じゃ出来ない。
の本当の意味は試合の事だけでは無く、試合に行くまでの事だったり、代わりのためにベンチに座ってくれてるメンバー、育て応援してくれている家族があっての事。
人間は1人で生きていく事が出来ないのと同じ。
2試合あって2試合めの前半だけ出場し、シュートチャンスがあったが惜しくも外し、後半交代。
スタメンは自分で勝ち取るもの!悔しかったら上手くなれ!
とはコーチの言葉。
間違いなし!周りの人に感謝しつつももっと上手くなれ!
ベンチで悔しくないのか!と試合後自主練!
ガツガツ取りに行って取ったら自分で持ってドリブルダッシュ!まだまだ1vs1は余裕。早くマジで抜かれたい。
息子のサッカー人生これからも楽しもう。Domingoと共に。