futebolと旅

Life as a Jorney…

男は旅が好きだ。

自転車を手にした小学生の頃、どこにでも、どこまでも自転車で行ける気がしていた。今思えば親が心配するくらいの場所まで行っていた気がする。

なぜ旅が好きなのか?

映画 stand by me の影響はかなりデカイ気がする。友人4人での旅。線路の上を歩き、山を歩き、野宿して最後には死を目の当たりにする。。死がなんなのか漠然とした恐怖を感じ、友達同士でしていた泥警や秘密基地作りのスケールがもっとでかくなっていく感じ。他校を意識する年頃、、、に観たstand by me。

初めて観たのは小学校6年くらい?無駄に踏み切りの線路から少し歩いてみたり、、、ヒルにメチャびびったり、、、

小学生時代のベスト映画である事は間違いない。息子が同じような時期になったらさり気なくstand by me を観せたいと思う。

旅には漠然とした憧れがあった。僕は旅らしい旅は1回だけ。3週間のイタリア一人旅。当時の憧れだったセリエAを生で観ないと、就職したくない!イタリアに行くのが夢だと当時付き合っていた今の奥さんに言ったら、奥さんはこう言った。『いいじゃん!応援するよ。行ってきなよ!』

この言葉は本当に嬉しく、コツコツと夜中の掃除のバイトでお金を貯めて、40万元手に行きと帰りの航空券だけを購入して旅立った。

 

 

一人旅は自問自答の毎日だった。世界一のフットボールを見た後は、一人でずっと歩き続け公園のベンチに座り、タバコを吸い、物思いに耽る。就職前のこれまた多感な時期。フリーターから脱したい。今の彼女と結婚したい。好きな事を仕事にしたい。俺は帰ったらどうするべきか。。。旅の中の疑問は旅の出会いが解決してくれる。

イタリアのシエナで地元の先輩がコックとして働いていて先輩の元を訪れ、部屋に泊めて頂いた中でのお話の中でそのような疑問をぶつける。先輩は強い眼差しでこう言った。

 

『あっちかこっちか?どっちか迷った時、俺はより難しいほうを選ぶね。』

 

メチャクチャカッコイイ。男はそうあるべきなのだ。

 

僕は密かに消防士になりたいとも思っていた。しかし、やはり一番はFUTEBOL関係の仕事。大好きなFUTEBOLの仕事がしたい。消防士になるのは難しい。とても難しい。しかしなった後は語弊があるかもしれないがある意味では安定的なのではないか?もちろん消防士の仕事は熾烈を極める過酷さがあるのはもちろんだが。

当時の青二才の自分は、FUTEBOLの仕事で成功する事のほうが難しいと思った。大好きな事を仕事にすることは簡単だが、成功させるのは非常に難しい。(当時は何をもって成功なのかは漠然としていたが、、、)

ロベルト・バッジョ,ヴィエリ、トッティ、インザーギ、レコバ、、、、のPLAYを充分に堪能した後、帰国し決意は固まった。帰国日に奥さんと会い、食事をしていたら途中で友達にフットサルを誘われそっちに行ってしまい、喧嘩をした事は今では笑い話。しかし、イタリア帰りのPLAYをしたかったという欲求を抑えきれなかった。笑

 

旅らしい旅はそれ以来行っていない。

 

仕事は希望通りFUTEBOLの仕事に就けた。仕事を始めてもう16年になる。

今振り返るとそれがもはや旅だ。ここまでの道のりは長く険しくも楽しい。谷あり山あり。途中では仲間も増えて、家族も増えて、、、まだ旅の途中。

 

【futebol&trip】

10代の頃と20代の頃の旅。

 

それとは違うfutebolと共に人生最高の旅をするならこんな旅。っていうのが今年のテーマ。自分の好きなモノをぎゅっと車に積み込んで最高の蹴り場所を探しに出かける。そこには地元のFUTEBLiSTAがいて一緒に蹴って仲間になる。みたいな人生のような旅。旅のような人生を実践するLUZ crewを象徴するテーマ。

 

こんなにワクワクするテーマはありません。

 

LUZeSOMBRA2019年の旅が始まります。旅先でお会いできるのを楽しみにしています。

Domingoと共に。