出会い

人生を変える1冊、

だったり

人生を変える映画、

っていうのはあんまり気にしていなかったけれど、振り返ると人生を変えたというほど大袈裟ではないにしろ、影響を受けた本や映画、そして人との出会いっていうのは多々あったと思う。

この何年かは小説読み終わったらビジネス本、それが終わったら小説と順番に読むルーティンが出来ていた。しかしこの2年はコロナ禍のため、本を読む時間に充てていた電車通勤ではなく、車出勤にしていたため本を読む時間が減った。さらに焼酎やウィスキーを飲むと夜10時過ぎには寝落ちしてしまうため映画も少なくなった気がする。

だけどやっぱり出会いはあるわけで最近だと2年前のコロナ禍の始まり頃、生まれて初めての巣篭もり期間、同僚のまっつんが急に本にハマり出しておもむろにこれ面白いよと貸してくれた一冊。サッカーボーイズ

かねてから子供のためにサッカーチームを作りたいと悶々としていたこの時期、この本を読んで本当にワクワクした。少年のリアルなサッカードラマ。純粋にサッカーが好きな少年の成長と葛藤を描いている。現在活動している子供チームは間違いなくこの小説の影響が後押ししてくれた。もしコロナが無ければまっつんはこの本を手に取らなかったかもしれず、もしかしたら僕もまだ悶々としていたかもしれない。

この小説を書いている はらだみずき氏 の本はまっつんがほとんど購入したのでほとんど借りて読んだ。サッカーボーイズ以外にもサッカー系の話を沢山書いていてどれも面白い。おおかた読み終えたと思っていたが、、、書棚にポツンとまだ読んでいない氏の本があった。ホームグラウンドだ。

おおかた読み終えたと思っていた中で、まだ読める。という喜びを噛み締めながら読んだ。主人公の祖父が急に自分の畑だった土地を国立の芝と同じ天然芝のグラウンドを作り始め、、という話。最終的にそのグラウンドで主人公がサッカーチームとカフェをオープンして、、、というハッピーな話。読み終えた1番最初に感じた事。

天然芝のグラウンドが欲しい。

いつの日かホームグラウンドを持てたら最高だなと思いつつ、、、全然上手くは無いけれど少しずつサッカーが好きになっていて、始めた頃に比べると格段に上手くなっている子供達とボールを蹴っている。

まだまだ夢はあるなぁと未来に想いを馳せている。

まだまだ出会いはあると思う。次の出会いに期待しよう。

Domingoと共に。