Director's Colum vol.03
『逗子海岸映画祭:ビーチサッカーデイ』

ー Jazzy Sport Day / Zushi Beach film Festival 2013.5.3ー

天下一武道会が終わった5日後。GWの5月3日。ルースクルーは逗子海岸にいました。

   

鎌倉・逗子・葉山のクリエイター集団「CINEMA CARAVAN」がproduceする「逗子海岸映画祭」。

GWの10日間「Play with the earth」”地球と遊ぼう” をコンセプトに、 国内外の優れた映画を、海岸という絶好のロケー ションで上映する、屋外型映画祭です。 日中は日替わりでコンセプトに沿ったクオリティの高い企画を展開。

食の日、音楽の日、アートの日、横乗りの日、スポーツの日など、常に地球とともに遊びながらリアルな文化を体験することができます。

で、5月3日はJazzy Sport Dayと題してスポーツを体験する日

ビーチサッカーコート・クライミングウォール・スケートランプなど男臭い一日に、ルースとスポジッククルーがビーチサッカーの演出を担当。

    

クリエイティブで志の高いイベントに関われて光栄。

    

もはやルースクルーの中では恒例になってるビーチサッカーコートの製作。普段は映画を見る観客スペースをこの日だけビーチサッカーコートに変身させるのです。この作業がかなりの肉体労働!!!

その道のプロであるスポジックの”サワダのアニキ”の指示に従いみんなスコップもってガシガシホリホリでコート作り。

でもスカッと晴れやかな晴天、みんなテンション高めでワイワイ働く。口も動くが身体も動く。

こんなときチームスポーツを長年やってきたクルーの協調性の高さを感じます。

ビーチサッカーコート完成!!!クライミングウォールも完成!!!で、Jazzy Sportブースも完成で音楽が鳴りだす~

そしたらみんな踊り出すようにさっそく蹴りはじめる~!!!

ミコト屋のパッタイの香りがビーチに流れてお腹も空いてきた~!!!メローな雰囲気でなんか居るだけで楽しいぞ!!!

Rin&Tarのシルクスクリーンブースも完成!!! キッズもお手伝いや~

Kidsのビーチサッカー教室も開催!!!

裸足でボールを追っかけてビーチを駆けまわる。この映画祭のコンセプトでもある”地球と遊ぶ”ってこういうこと!!!

で、大人のビーチサッカー大会

JazzySportCrewがDJをし、良質な音の中で大会!!!なんと贅沢!

スキルフルな中学生クラブチームから女子大学生のサッカーチーム、ガチでやってるフットサルチームまで参加。

中学生チーム強かったな~勢いよく決勝まで勝ち上がりました。純粋に「若いっていいな~」って思ってしまったよ。

優勝チームは日本代表のビーチサッカーチームに所属する選手達とエキシビジョンマッチ!!!

優勝チーム「G54」の笑顔がこの日の大会を物語ってるね!試合を重ねるごとにビーチに慣れて強くなっていく良いチームでした。

   

そして最高の夕暮れとともに会場もアダルティーな世界に。このイベントで一番好きな時間帯。そして地球が一番美しい時間。

昼間の熱気の余韻を残しつつ、徐々に闇に包まれ、スクリーンに映像が写しだされる。それぞれビールを飲んだり、砂浜に寝転がったり。それぞれのスタイルでチルしながらゆっくり映画を楽しむ、なんとも贅沢な時間。

人々が繋がり合い、お互いを尊重するマインドセットの時代


逗子海岸映画祭ではすでにカルチャー間で新たなシンクロが起こっていた。

スケーターがフットボーラーの足技に歓喜し、フットボーラーがクライミングの奥深さにハマり、クライマーがスケーターの個性に刺激を受ける、それを総観してるDJが会場をグルーヴでひとつにする。

それぞれがジャンルを超えて、争うのではなく協調する。新しいミックスカルチャーのエネルギーを感じた。ここが文化の最前線。


テレビの中では今だに醜い国同士の奪い合い、いがみ合いがおこなわれている。あれって一体誰が望んでることなんだろう。ほんの一部の人達の富の為に地球を奪い合っている。でもボクらが体験してる真実はテレビには映らない。


”革命はテレビでは映らない”

Revolution will not be televised.

-Gill Scott-Heron-

    

こんな夢のような世界を現実にしてしまう主宰のRaiくんをはじめとするCinema CaravanクルーにRespect。

そして常に妥協なきサポートをしてくれるMCサワダタツヤ率いるSPOSiCクルーにRespect。

いわずもがないつも良質の音楽でパーフェクトサポートしてくれるJazzySportクルーRespect。


    

素晴らしい仲間とともにこうして文化を築けることに感謝。


    

Keep on!!!


Text by LUZ Director : Sohshi


Photo by Jun(FOOTART) / SPOSiC crew


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