『History of 天下一武道会』
2014.4.19(sat) bayside yokohama-
【2009 yokohama Bitters】
2009年に始まった天下一武道会。最初の開催地は今や伝説。
横浜のベイエリアで、老朽化し使われてない穀物倉庫「Bitters」で開催。
コートとなった場所は壁を隔ててすぐヨコは海。地面は斜めで、工事の鉄パイプが置いてあるまんま。
まさにストリート。
そんな状況でも本当に上手いヤツなら関係ないでしょ?!
そこでどう遊べるか
this is street
即興、インスピレーション、なにが起こるかわからない
スタイルはそういうところで生まれる
音楽はもちろんJazzySport
そしてMCにケイタ☆ブラジル
ライブペイントBAKIBAKI
インディペンデントなアーティスト達に支えられスタートした。
伝説の第一回を制したのは[ team LUZ ]のリン&ター(当時、リンは湘南ベルマーレ、ターちゃんはデウソン神戸に所属)。
テクニック、スタイル、インテリジェンス、そしてなにより「場慣れ」。そのすべてに置いてすば抜けていた。
リンはユルユルスタイルで、終始楽しそうにニヤニヤ、
ターちゃんは麦のハットに、デッキシューズに、ジーンズというオリジナルスタイル。
二人のプレーとスタイルにみんなが魅せられてた大会だった。
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【2010 cliff side yokohama】
2010年、第二回は会場を横浜の元町にある創業70年の老舗ダンスホール「クリフサイド」で開催した。素晴らしい洋館。
この大会には、ブラジルで8年間プロとして活躍した日本フットボール界の異端児、奥山光洋(奥山蹴球雑技団)が鳥取から参戦。
魅惑のテクニックで会場を沸かせた。
優勝したのはデウソン神戸「シン&マサ」のコンビ。二人のテクニックとスタイルはみんなが魅了された。
これを機にシンとマサがLUZ crewに加入する。
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【2011 bayside yokohama】
2011年、第三回大会。横浜で一番大きなハコ「ベイサイドヨコハマ」で開催する。
この年の大会はいろんな意味でいみ深かった。
震災直後で一時は危ぶまれた中で開催。
来場者に被災地への支援を呼びかけ、たくさんの人がボールやユニフォームを持ってきてくれた。
後に石巻へ届け、それをきっかけにこの年の11月には石巻で「天下一武道会」を開催。
被災した多くのフットボールプレーヤーが集まり笑顔を届けてくれた。
その時の様子はこちら→[IshinomakiReport]
この年から出場選手も真の意味で“天下一”になっていく。
フットサル日本代表で活躍した甲斐修侍、藤井健太、上澤貴憲、小山剛史などそうそうたる顔ぶれが参戦。
そして音楽はcro-magnonの生演奏。NOVOLのライブペイント、JamJackClanのブレイクダンスなど
カルチャー間が混ざり合い新たなシーンが生まれた。
この大会を優勝したのも[ team LUZ ]の リン、ター、シン。
ストリートでのスキルの高さに加え、勝負強いメンタリティも見せつけた。
この年からスケートシューズブランド[ i-PATH ]がルースチームのシューズをサポートしはじめる。
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【2012 bayside yokohama】
2012年、第四回は波乱尽くめ。
常に優勝しつづけていた[team LUZ]がまさかの予選敗退。
そして名もなきストリートチーム[SYC]が決勝ラウンドまで勝ち進みゲームは大荒れ。
そのなかで優勝したのが豊島明・藤井健太・難破田治の日本代表トリオ[team GOKU]。
フットサルの日本代表選手たちがストリートでも最強であることを見せつけた優勝だった。
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【2013 bayside yokohama】
2013年、第五回大会。この年ついにキャパオーバーになり入場規制がかかっての開催となる。
いまも語り継がれる決勝戦。
[team LUZ]vs[DRIBBLE JUNKYZ]。
決勝戦は時間無制限のため試合時間20分を超える死闘となる。
制したのは[DRIBBLE JUNKYZ](ペスカドーラ町田のケイゴ、森谷と、府中アスレチックスの小檜山譲の3人)。スキルとメンタルが求められる究極の戦い。
これぞまさに
”天下一武道会”。
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そして第六回目となる天下一武道会がついに
2014年4月19日(土曜)ベイサイドヨコハマで開催される。
このイベントの目指すところは
【音楽やアートと融合した新たなフットボールカルチャーを根付かせること】
そして遊びにきた子供たちが
【無限の可能性を感じられる場所であること。】
その為フットボール以外にも様々なジャンルで自己表現しているアーティストが集まり、
クリエイティブな空間を演出しています。ライブペイントやダンス、カルチャーショップやフードのサイトなど、
ポジティブなエネルギーに満ちた一日を過ごすことができます。
根っこにあるのは“ストリートカルチャー”の精神。
それはインディペンデントであること。
DIYであること。
自由で、陽気で、オリジナルスタイルであること。
そしてジャンルを超えて繋がる遊び場であること。
フットボールカルチャーの最前線。リアルはここにある。
今年も完売が予想されます。チケットゲットはお早めにお願いします。
peace!!!
Text by LUZ Director : Sohshi
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AUTHOR
Sohshi(ソーシ)LUZeSOMBRA Director
1979製横浜産。デザイナーの両親のもと育ち、学生時代はサッカーに没頭。現代社会に違和感を感じ、ナバホ族やホピ族、ケニアのマサイ族など先住民と触れ合う旅に出てアミニズム精神を体感。02年アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ登頂。05年フットサルカルチャーブランド「LUZeSOMBRA」立ち上げ。06年にはベルリンで行われたフットサルの世界大会「adicup」に東京代表JAZZYSPORT futsal teamの選手として出場し準優勝を果たす。現在、フットボールというアプローチからの「生活文化創造」に己の役割を見出し、多彩なクルーと共に”way of life”を発信している。フットサル、サーフィン、登山、スケボー、ヨガなど柔軟な場で楽しみ、地球と調和したライフスタイルを実践中。「健全な肉体に健全な精神が宿る」Natural mystelic futbolista