BRASIL / JAPAN
日本に在留しているブラジル人は約20万人。その半数が東海エリアで仕事し家庭を持ち生活している。そしてこのブラジル人コミニティーこそが、日本のフットサルの黎明期を支えていたのは古くからのフットサラーならご存知だろう。かつてFリーグでも選手としても活躍したBirigui Frankもその一人。日本のフットサル黎明期を支えたブラジル人。
INTERVIEW
with
Birigui Frank
LUZ / 最初は何の目的で日本に来たんですか?
BIRIGUI / 最初は18才の時、他のブラジル人と同じ様に出稼ぎで日本にきました。父親と一緒にきたので、繋がりもあったのでそのまま工場で働くことができました。
LUZ / そこからフットサル選手になるんですよね?どういう経緯で選手に?
BIRIGUI / フットサルは週末遊びでやってて。東京の方でやったフットサルの大会があってそれに出場したとき、その試合を当時シュライカー大阪の監督だったアドリアーノが見ていて、チームに誘ってくれました。2008年からシュライカー大阪に入ってプレーしました。
LUZ / 偶然見に来た試合でスカウトって 笑。いかにもブラジルでありそうなエピソードですね。憧れます。そういうストーリー 笑。ブラジルではサッカーの選手として活躍していたんですか?
BIRIGUI / 14歳の時にサントスのテストを受けて入りました。そこからインテルナショナルやゴイヤスに所属して、ゴイヤスではプロとして試合にも出てましたが、契約が切られて日本に出稼ぎにきました。
LUZ / 引退して現在はどんな感じで蹴ってますか?
BIRIGUI / 正直今はコロナで蹴れてないんですけど、、、 笑。普段は日曜日にブラジル人の集まりでペラーダというのがあるんですけど、その集まりで遊びで蹴ってます。あとは選手時代からのルーティーンで1回10キロを週4で走っていますよ 笑。
LUZ / 日本での暮らしはいかがですか?
BIRIGUI / そうですね。奥さんと子供1人で暮らしているので日本は安全で安定しているので好きです。そこは1番のメリットかなと。同郷のブラジル人もたくさんいますし、皆で助け合って暮らしています。このままずっと日本で暮らせれたらなと思ってます。
LUZ / 今日の撮影も日本の場合はあまりこういうところに兄弟や家族みんな連れてくることないんだけど、ブラジルの人達はみんな兄弟や家族を連れてきていて賑やかでちょっと驚きました。笑
BIRIGUI / それが自然なんです。何か週末やるとなると家族で動く。それが当たり前なんです。『ファミリア』これはブラジルの文化。人生で一番大事なものです。