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ルースとの出会いは?
小学3年から大学1年までサッカーをやり、20歳頃からフットサルをやり始め、当時関東リーグで全日本選手権日本一になったロンドリーナというチームに縁があって入団させていただきました。 そこで豊島明(現在アグレミーナ浜松のアカデミーコーチ)と、野嶋倫(LUZ CREW)に出会いました。トヨさんはマリノスの育成で先輩だったので、名前は知っていてフットサルのプレーはもちろん、雰囲気にすごい憧れ、追いかけながらフットサルを続けて頑張っていました。
当時小机でその2人の仲間が友達を集めてやっているフットサルに呼んでもらい、行くようになってからルースクルーに出会いルースの存在を知りました。
その後、トップリーグで、
豊島と野嶋と一緒にプレーしてみてどうでしたか.
プレースタイルが二人共全然違うけど、技術はもちろんオーラがあって本当に憧れの存在で、試合でもやっぱり欠かせない選手というか決定的な結果を出す選手だなと。どう調子が悪くても絶対に試合に出ていける選手で、そういうところではすごいなって。リンくんも今まで見たことないような、普通じゃないボールタッチやプレーもするまさに天才的感覚のところも、 自分にはマネできないようなプレースタイルで魅了されていました。
この二人に憧れを持ってその影響から、フットサルにハマって続けてこれたのかなと、今振り返ると重要な出会いでしたね。憧れを持つことは目標というかかなり重要ですね。
指導1-2
指導3-4
現在の活動・指導方法を教えてください
サッカー・フットサルスクールを立ち上げ、横浜・横須賀エリア[フットジーラ横須賀]を拠点に5年活動しています。スクールを立ち上げる前は、Jリーグの組織で指導者として仕事をしていたのですが、自分の強みを活かせるスクールを立ち上げました。実際Jリーグ下部組織の指導者は現役で教えている方はいないので、プレーヤーとして社会人フットサルをやりながら、実際にプレーを魅せて伝えるかたちでの指導方法をとってきました。
練習風景
-アクションから言葉で伝える-
5年経ち、色々な状況の中で、自分が実践するカタチではなく、 子供たちが主役になってやっていくスクールというスタイルの方が、子供たち自身の結果もそうだし成果や変化が出てきていますね。最近は選手達が主役で自発的に考え、プレーが良くなるように伝えてあげるやり方になりました。それで子供達のプレーや表情が変わっていき、そういう変化が見えるようにというか見つけられるようになってきたかなと思います。
だから今になって前にいた環境が育成のスペシャリスト達に囲まれ、プロフェッショナルな環境にいたのにそういうところまで見えていなかったというか、自分にはこれができるみたいな、そういうことでしか周りが見えてなかったです。今になって色々な繋がりのある方達に話を聞かせてもらうことで考え方がシフトしました。
色々な選択肢や指導方法はたくさんあると思うけど、やっぱり言葉の伝え方で良い方向に選手を導ける指導者がプロフェッショナルだと思うし、経験しているからこそできることだなと改めて思います。
背中と子供達
育成に関して意識しているポイントは?
一番意識していることはボールを自由に扱える基本的技術を身につけることです。試合で良いプレー良い判断をする為には、プレー中顔が上がってないといけないし、足下のタッチだけになってしまうとボールばかり見てしまい止まってしまう。高い基本技術があり動きの中で発揮できれば、自然とプレーする幅が広がるので意識的にトレーニングメニューを考えています。
永遠のフットボーラーっていうのがスクールの理念としてあるんですけど、ずっとサッカーを続けていけるような子供たちに導いてあげたいですね。楽しむ為にはへたくそだったら楽しくないし、楽しむ為には必要最低限の技術を身に付けなければなりません。トップレベルになればなるほどプレッシャーがかかる中で、自分より上のレベルの選手だったり、有名なチームだったりと対峙した相手に怖さを感じて、プレーが後ろ向きに消極的なプレーになってしまう。選手としてやってきてすごい思ったのはやっぱりもっとボールを扱える技術をあげるべきだったなと感じています。
そのボールを自由に扱えるっていう事は自信と余裕が持てて、相手に向かって前を向いてチャレンジできる。だけど不安で自信が無いとチャレンジできなくなってしまう。そういうところでも究極ボールが足から離れない位にボールをおいて触れるように技術レベルが上がればもっと楽しくなるでしょう。
それと人の繋がり、これはルースもそうだしサッカーを続けてきて繋がった仲間は、一生の繋がりとして今も僕の仕事やプライベートの基本となっているからそこは本気で伝えたいです。
教育現場
育ってきた環境から子供達に伝えられること?
育った環境の中で自分の周りにはトップに立った仲間がたくさんいて、なぜその仲間が成功してきたのか?色々な状況を見てきました。もちろん子供たち・スクール生は、やっぱり目標っていえば夢はトップレベルの選手だと思うからそこを目指してほしい。少しでも近づけるようにできる事はアドバイスも含めて伝えています。
ただ、ほんとに厳しい世界で、サッカー人生の中で色々な壁が出てくると思います。そういうトップ選手を目指しながら、小学生年代の結果だけで諦めてしまう選手を沢山見てきました。小学生年代では体の成長など、フィジカルに個人差があります。中学高校とサッカーが好きで諦めずに続けた結果、成長が追いつき逆転してきた選手も沢山見てきました。だから好きな事を夢中になって諦めずに続けていってほしいです。自分がやってきて周りの選手を見てきて今一番思うことですね。やらされているのではなく、自発的に好きになれば自然と上達していきます。
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