10月の雨

今年の秋は雨が多い。LUZのイベントはここ最近すっきりした快晴の下で行うことが出来ていない。実は昨年のBEACH CAMPから始まっていて、浜松のソサイチ大会、大阪天下一武道界も曇り、今年に入ってのアコチルイベントも雨、更にBEACH CAMP、KNOT TO KNOTSは中止。10/29開催予定だったFamiliar de Domingo,Pai de Domingoも中止。。。ついでに言うと横浜マラソンも中止になってしまった。

金曜日に見せてくれた太陽がどれだけ有難かった事か。次の休みは原っぱでただただ太陽の下に家族と居るだけでほっこりした幸せな時間になることは間違いない。イベントの成功の秘訣は半分が天気だと誰かが言っていた。晴れればイベント自体がもう半分成功なのだ。太陽は偉大だ。

しかし、当然雨の中でも幸せなことは沢山ある。

土日が雨になるとウチみたいなお店はお客さんが来ないんじゃない?と言われるが、ファミリー主体のお店なので、土日のサッカーの試合が中止になったとか、運動会が中止になったとかで、意外と多くのファミリーがご来店される。先週は土曜日に休んでいたのだが、次の日出勤するとこんな素敵なメッセージがデスクに置いてあった。

LUZ culture shop が出来てから遊びに来てくれる晴君ファミリーだ。千葉からいつも来てくれる。ファミリーにとって土日は家族が揃って遊べるすごく大事な1日。そんな特別な土日は月に8回しかない。そんな特別な日に、LUZ culture shop に遊びに来てくれるって事がたまらなく嬉しい。お店冥利に尽きる。晴君は見事にスタッフの気持ちを晴れ晴れとさせてくれる太陽のような存在。

お店の在り方が昔とはかなり変わってきていると感じる。モノが溢れている時代。洋服のコモディティ化

が進み、モノとしてだけでなくそのブランドに携わる人、お店に立つ人、人と人の繋がりの中でしか価値を創り出せない。何を買うか ではなく 誰から買うか。小机のフットサル場で手売りから始まったLUZの根底にあるgrass roots精神は常に宿る。SNS全盛の時代だからこそ、ネットに情報を載せるだけでなく、人と人の会話を大事にしたいものだ。

雑誌が売れなくなったと言われてきたが、もう一度雑誌の時代が来るような気がする。もはやネットには疑心暗鬼な情報があり過ぎて、見るのに疲弊してしまう。。。だからこそ、自分のVIVESに合う雑誌をゆっくり見ながら創造するのが良さそうだ。お店もそんな感覚で選んでほしい。

だからそこで働くスタッフ達は常にイキイキしていないといけない、仕事とプライヴェートを両立し、一生蹴り続ける最高なライフスタイル。我々が売るのはモノではなく、生き様であるブランド。

誰かのために必死に働き、なおかつ誰かを常に楽しませたい、、それは巡り巡って、結局は自分も幸せになるのだ。いつの時代も本質は変わらない。

晴君ファミリーのようにもっと多くの皆さんにとって心地いい空間であり続けるために、この雨を乗り切ろう。明日は必ず晴れる。

Domingoと共に