2019年

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

社会人になって17年め。ずっと小売業だったので年末年始の休みには無縁だったが、今回初めて9連休という長期休暇を頂いた。休めるという事は代わりに誰かが働いているという事。長く休めるという事は本当に有難い事だ。

家族とずっとこんなにも長く一緒に休みを過ごすというのも初めての事で、お互いの実家に行ったり、初詣に行ったり、愛犬の楽園に行ったり、初蹴りをしたりと充実した期間を過ごす事が出来た。

息子の初蹴り。練習風景を見ると、大きな声で

ヘイ!ユーキパス!

とパスを求める声を大きくハッキリと出していた。年末年始の間はロクにボールを蹴っていなかった息子。そのPLAYにはボールを触りたくてしょうがない感じのチームメイト同様のガッツきがあった。

ボールを蹴りたい!

という気持ちは父も同様でチーム初練習を行い、まだまだ上手くなりたいという気持ちを再確認。

高校サッカーを観ながら、息子もいつか負けて悔し泣きをする時が来るんだろうか。と想像してしまう。試合終了のホイッスルが吹かれた瞬間、ピッチに崩れる敗者達。潔すぎる涙。高校最後の引退試合までの18年。ボールだけを純粋に追いかけた者の涙は美しい。

遊び半分で部活に入っていた自分が恥ずかしくなってしまう。

息子に全国に出て欲しいとかではないが、サッカーやるならこんな美しい涙は一回は流して欲しいものだ。

正月は実家に行き家族全員で散歩。

高ーく凧を上げたものの、一瞬で飽きる息子はボールを持ち出し蹴りだした。地元はやっぱり落ち着く。

凧を巻き上げるのに苦労したが、また新しい1年が始まる。

Domingoと共に。