今回のLUZeSOMBRA FUTSAL DIG STYLEのテーマはLUZが創業当初に創り出していたSTYLEを今に伝える事。
LUZが生まれた2005年。Fリーグ開幕前夜のその年は正にFUTSAL人気の大ピークで同世代の沢山の人たちがFUTSALを楽しんでいました。僕の場合、日本で初めてと言っていい渋谷センター街に出来たGALLERY・2のFUTSALフロアで働いていました。30以上のブランドがFUTSAL向けにアパレルだったりシューズを作ったりと非常に華々しいお店でひっきりなしにFUTSAL PLAYERがお店には来ていました。
今じゃ考えられないかもしれませんが、、日本最大のFUTSAL SHOPに置かれていた1番多いアイテムは コットンのTシャツ です。ポリエステルのプラシャツももちろんあったけれど、圧倒的にコットンアイテムのほうが多い。それは何故か?
2005年よりもっと前FUTSAL自体を創世してくれた先輩達のこだわりから文化が出来たんじゃないかと思います。この先輩達、FUTSALをなんとコットンTシャツでプレーしてたんです。モチロン選手権などの公式戦はプラシャツでしたが、普段はコットン。速乾性はポリエステルと比べると圧倒的に悪い。一度汗を吸えばかなり重くもなる。だけど先輩達から始まり、それを見た僕たちもまたコットンでプレーしていました。理由はただ一つ。
プラシャツはダサいから。
当時は蹴るウェアと言えばサッカーウェアのみ。ダサい形のジャージに、ダサいデザインのプラシャツが多かった。。だから、見た事もないブランド、ATHLETAだったりDalponteだったりのシンプルなコットンTシャツで蹴っている先輩達がとてつもなく格好良かったんです。そしてプレーも上手いという。。。
僕らはすぐに真似してコットンTシャツで蹴り出しました。LUZeSOMBRA処女作がDalponteとのコラボで出したコットンのロングTシャツって言うのは当然の始まりだったのかもしれません。
それから時が流れて機能的なポリエステルのプラシャツでも、FUTSALプレイヤー納得のカッコいいのが生まれてきて、コットンで蹴るというSTYLEは幕を下ろしたのです。
そんな背景があって、、、LUZeSOMBRA創業期のオリジナルSTYLEを現代に提案するというテーマの今年のFUTSAL DIG でこの cotton like がローンチされるのはこれまた当然の流れかもしれませんね。
古きから新しきを知る。ポリエステルの機能を持ちながらもコットンのような見た目。FUTSALをこよなく愛するPLAYERに是非着て欲しいアイテムです。