フットサル県リーグ

神奈川フットサルの聖地 平沼体育館 で神奈川県リーグが開幕するとの事なので久しぶりに県リーグを1日ガッツリ観た。神奈川の地でフットサルの仕事をしている事、会社としての生涯現役を謳っているので、会社のスタッフが選手として4人出ている事もあり、どの試合も応援出来るチームがあり全試合が本当に楽しかった。

平沼でガチのリーグ戦を観るのは本当に10数年前の関東リーグだったか、スーパーリーグだったか以来かもしれない。

忘れもしないCASCAVEL と メイクナインの試合。【フットサル】を感じに行った試合。サッカー上がりの当時の僕らは無我夢中で目の前に繰り広げられる死闘にのめり込んだ。

平沼はピッチとの距離がメチャクチャ近いので選手の熱気がバシバシ伝わってくる。気持ちと気持ちのぶつかり合いは本当に激しく、CASCAVELのゴレイロ選手とメイクナインの選手で乱闘直前までいったことを思い出す。

豊島明が僕らのチームに入って、フットサルバリバリのチームと2時間マッチをして、1-21で負けるという【フットサルショック】を受けた僕ら。抜ける動きに全くディフェンスが付いて行けず、ボールも回せない。大敗した後に、豊島がエイトのボール回しを教えてくれてた頃。

とにかくフットサルの試合に飢えていた時期だった。関東リーグや選手権をガンガン観にいきメチャクチャ面白い時代だった。

10数年経っての平沼はやはり面白かった。都道府県地域リーグにしかない 熱さ がある。

そもそも何のために彼らはフットサルをやっているのか。趣味のために、土日の休みを犠牲にして、家族とのバランスの調和をして、この試合にかける。Fリーグを目指す訳でもない。本当にただの趣味。

その趣味にこれだけ情熱を注ぎ、フットサルを中心に生活をする。仕事の後、夜練習をするチームもあれば朝6時から練習してその後に仕事に行くチームもある。何故ここまでフットサルにのめりこむのか。

その答えは日本ではまだ誰も行き着いていないのかもしれない。

フットサル創世記の人たちは今なお現役でやっている人もいるしフットサルに関わる人たちがほとんど。【引退】っていう言葉はない。

今のところ、僕の周りでフットサルを引退している奴はいない。むしろもっともっと追求している奴らばかり。

10数年前に観ていた場所で今度はウチの会社の若い奴らを応援するっていうのも嬉しい。そして今は関係する人たちも本当に多く、県リーグはやっぱりいいなと感じた。

6月はいよいよFリーグも開幕する。この舞台で真剣な人間同士の魂のぶつかる試合を楽しみにしている。そして観た後は 蹴りてー!となってしまう自分でいれるように、、、これからも楽しもう。

Domingoと共に。