日本代表

1979年生まれの自分。

今年40歳に突入。

会社近くの横浜国際競技場で開催されるサッカー日本代表の試合を観に行ける事になった。生で日本代表を観るのはいつぶりだろうか?もしかしたら埼玉スタジアムのこけら落し日本vsイタリア以来かもしれない。

サッカーの試合を観始めたのは小学生5年生くらいからか、、、当時の憧れセリエAのACミラン、インテルミラノ、ユベントスの試合を観たくてWOWOWに入りたくてたまらなかったがモチロン、親は入ってくれず、、友達の友達がダビングしてくれたビデオにかじりついていた記憶がある。

Jリーグも始まる前、サッカー日本代表の存在より先にACミランやサンパウロなどの世界のサッカーを先に意識して憧れはそっちにあった。

 

日本はサッカーが弱い。

 

だから、やっぱヨーロッパにブラジルでしょ!みたいな感覚で日本=ダサいという感覚さえあったかもしれない。W杯に一度も出たことが無い国の国民であることを恥と考えたりもした。

俺はイタリアでプロになるんだ!と思っていた時期もあったと思う。(笑)

Jリーグが出来て、VERDYのファンになりKINGに憧れるようになると同時にサッカー日本代表の試合もTVで放映され観るようになった。

そして忘れもしない中学2年の10月のアジア最終予選。土曜深夜の12チャンを観たいがために、正月元旦セールで並んだ4,000円位で買った14型のTVを自分の部屋に置き、日本代表を応援していた。日本なんかダセえと感じていた多感な少年が心の奥底から熱い気持ちで応援できる国は日本だけだった。

試合終了 2-2 日本W杯出場ならず。。。

団地中に響き渡るため息を僕は一生忘れないだろう。中学3年のアメリカW杯に日本は出なかったが、バッジョにドイツトリオにロマーリオにブロリン、ストイチコフのファンタスティックなPLAYにため息の連続だったが、心の奥底から勝ってほしい!と願う試合は1試合も無かった。

 

そして1997年のあの日、団地中が喝采にまみれ、日本は遂に初のW杯出場を決めた。当時のフランス大会の最年少が同じ1979年生まれの小野選手。確か18歳だったような。2002年、2006年くらいまでは自分と同年代かやや上が代表の中心選手になってきたが、、2010年以降は自分より年下が台頭。1979年生まれでは遠藤選手が2014年まで頑張っていた。2018年になると全員年下。

そして2019年、ものすごく若いメンバーで構成された日本代表。ドーハ時代の闘魂系の選手なんて皆無。皆がものすごく技術が高くインテリジェンスを併せ持つ観ていて楽しい日本代表だ。

 

そんな時代に羨望と物足りなさを感じつつも、、、僕らの日本代表は次のW杯に向けて成長していく。いつかW杯で優勝を、、、と今は願うだろう。

 

僕が小学生の頃は日本がW杯のベスト16に残るなんて想像も出来なかったが日本代表はそれをやってのけた。いつの日になるか楽しみだ。そしてサッカー少年の親としては自分の子がその舞台に、、、なんて一度は想像しちゃうんだろうな。。。

 

日本代表の試合を観た翌日は自分のシニアリーグ。優勝を逃したが、チャンピオンシップ出場を決めて前シーズンの屈辱を晴らしたい。FOOTBALLは偉大だ。観ていてもやっていても楽しい。そのバランスをこれからも保ちつつ、生涯楽しんでいこう。

Domingoと共に。