日本フットサル代表がアジア選手権で優勝した。大会前のブラジルとの親善試合,前回のワールドカップメンバーとガラリと変わった若手中心メンバーはブラジルに圧倒的な差をみせつけられた。僕も正直、これでまた前回のワールドカップのような躍進を世界相手に出来るのか?と2年後のワールドカップを危惧していた。
そこからのアジア選手権。いつもの日本であればベスト4は当たり前。準決勝か決勝、どこでイランに当たるかが勝負の分かれ目。しかし今回はもしかしたらここ最近で最も悲惨な結果になるのでは、、とさえ思ってしまっていた。イラン以外にもアジアの国々はどこもレベルアップしている。
その心配が的中したかのように初戦のサウジアラビア戦を1-2で落としてしまう。。やはり今回は厳しいか、、、ここからベースで2年後のワールドカップのためにメンバーを鍛えていくのか、、、
しかし、日本代表はそんな不安をかき消してくれるようにその後の試合を連勝。どの試合も気の抜けない僅差での勝利。そして決勝の相手はイラン。イランの監督は シャムサイー監督 日本は 木暮監督。両監督は選手としてもアジア選手権で死闘を繰り広げていた。そして木暮監督は僕と同い年の79年生まれ。僕がフットサルを始めた頃、日本最高峰の関東リーグ所属のFIRE FOX に在籍し、日本のエースとして君臨し続けた日本フットサル界のレジェンド。
決勝は正に死闘。もはや綺麗な形など存在しない、魂と魂、肉体と肉体のぶつかり合い。こんなに激しいフットサルを未だかつて見た事があっただろうか、一回のミス、一瞬の判断の遅れが命取りなる、画面を通してでも両チームの気迫が伝わる物凄い試合だった。結果は日本の優勝。初戦でサウジに敗れた日本が優勝するなんて誰が予想しただろう。実に4回目の優勝。僕の記憶が正ければ初めて優勝したのは2008年頃、その時はイランと準決勝であたり死闘を制し優勝したと思う。その時のメンバーに木暮氏も入っていたしLuz crew の豊島もメンバーに入っていて同級生の活躍にメチャクチャ喜んでいたのを思いだす。
とにかく、今回の試合は凄かった。これなら次回のワールドカップは俄然、楽しみだ。その前のワールドカップ出場権は次回のアジア選手権にかかっている。またそこでイランに勝って出場を決めて欲しい。
そんな死闘もあり、我々にも死闘があった。
Luz crew vs escape
escapeって言うのは旅する八百屋 MICOTOYA crewだったりDomingoグラフィックも描いてくれていたCHALK BOYだったり、今回のLTTの動画に参加してくれたBURGER MANIAのSHUN君だったりが参加する月に一度活動しているサッカーチーム。FUTEBOLを生業にする我々にとって絶対に負けられない試合。。。しかし、、結果は、、5‐6の敗戦。。。これはまた本当に悔しくて、もっともっとボールを蹴るのが上手になりたいと、自分の力不足を感じた。
そして10/9は自分が担当するLUZ着用チームアニージャ湘南のホームゲームへ!アニージャは関東女子リーグ所属、神奈川でも名門チームだ。そんなアニージャのホーム戦。満員に近いお客さんが入る中、アニージャにとっては絶対に負けられない試合。何せ7戦全勝ぶっちぎり。今回もそうなるかにみえたが、、、相手は同じ神奈川のヴィエント。こちらも気合いが入っていた。まさかのヴィエント先制!アニージャには緊張が走る。前半暫く膠着状態が続く。それぞれの個性が見事に交わり、チームとしての規律もしっかりしているアニージャが徐々に徐々に押しはじめ、、、遂にゴール!そして逆転!終わってみれば3‐1。見事大勢のお客さんの前で勝利を収めた。やはり、目の前で見る選手たちは正に、強く、楽しく、美しく を体現し、本当に多くのお客さんの心を掴んだことだろう。
アジアでの死闘、北新横浜、そして女子関東リーグでの死闘。日本各地でもそれぞれの年代、舞台で死闘が繰り広げられているのだろう。そんなFUTEBOLをこよなく愛する皆様とこれからも共に楽しみたい。
Domingoと共に。