娘の夢はファッションデザイナー。
だからこんな夏休みの企画をやるって知った時、すぐさま応募した。
チームメイトのF本さんが運営している桜新町のアパレルサンプル工場INDICE 。東京で唯一デニムを1から10まで縫える工場。プロの使用する工業ミシンで子供が実際にスカートを作ってみるというこの企画。是非とも娘に体験してほしかった。
ただ、時間は3時間。息子がこの3時間を耐えれるはずも無く、始めから男チームと女チームに分かれての行動。女チームを工場に降ろして、男チームは車で15分の二子玉川ライズで映画鑑賞へ。LION KING。 (これはこれで素晴らしい映像と音楽で物凄く楽しかった。)
初めての洋服作り。娘も奥さんも本当に楽しめて出来たようだ。
予め裁断された生地をアイロンでしっかり整え、、
プロも使用する工業ミシンで実際に縫製。優しい先生がすごく丁寧に教えてくれたそう。
映画を見終わった男チームも合流し、、、真剣な表情の娘。
そしてついに完成!ギャザーがしっかり入ったスカート。娘が初めて自分の手で作ったスカート。
本当にいい体験が出来たと思う。洋服やバッグが大好きな娘。自分の手で作ったスカートは思い出に残る一生モノのスカートになるかもしれない。洋服のコモデティ化が進み、モノが溢れている現代。一生モノの宝物のような洋服ってクローゼットの中にどれだけあるだろうか?
お母さんからお父さんから、大事な人に譲り受けたもの、記念のTシャツ、、、自分の手で作ったモノは間違いなく大事なモノになるはずだ。
ファッションデザイナーになる夢。小学校5年生の夢。実際に自分の手でミシンで縫ってどう思ったのだろうか。。。娘が最後に書いたアンケートにはこう書いてあった。
『初めてのミシンだったり、アイロンも先生が優しく教えてくれてうまく作ることが出来ました。また初めて見るきかいや色えんぴつみたいなたくさんの糸があってみているだけでもわくわくして楽しかったです。またもの作りをしたいと思いました。またもっと洋服が好きになりました。』
またもっと洋服が好きになった。というのは本当に嬉しい言葉。父としては夢を少し応援できて大満足だ。
最後にスカートと同じ生地でストラップを2本作った。1本父にくれるのかなと思っているが今のところまだもらっていない。。。
息子の夢はインテリアデザイナー。。。それがサッカー選手になるのはいつになることやら。とにかく子供たちには今を精一杯楽しく生きてほしい。父と母が願うのは子供たちの自立と幸福以外にない。
Domingoと共に。