LUZ e SOMBRA 2019年のFALL/WINTER NEW SEASONが始まった。
今回のTHEMEは 継承 。
14年前にLUZは生まれ、その翌年に作成したアイテムの数々をリブァイバルする事になった。当時フットサルショップRODAの唯一のスタッフだった僕はこの無名のブランドを必死に伝えていた。その当時書いた記事があるので是非読んでみて欲しい。(10年以上前のページなのでPCのみでしか見れません。)
この当時、LUZ創設の2人は当然、LUZだけでは食っていけずバイト掛け持ちで稼いだ金でパソコンを買ってインターネットの接続もままならないまま、また稼いだ金でLUZ商品を作成し友達に手売りする。という繰り返し。利益はのせてるが儲かってるのか儲かってないのか分からないけど、唯一無二のデザインに喜んでくれる友人の笑顔が嬉しかったのだろう。金は無かったが心は満たされていた。いつか世界のFOOTBALLに革命を起こしてやる。反省は後からしよう。今はとにかくやろう。そんな気持ちでLUZアイテムを作成していたそうだ。
公務員やリーマンなんかにはなりたくねー!
サッカーみたいなダセェウェアは着たくねー!
とにかく女の子にはモテたい!
人と違う事がしたいし、違うモノを身に付けたい!
なんていう今思えば生意気な20歳前半。そんな奴らからのアイテムが周りのみんなに徐々に共感されていった2006~9年。日本の小さいプリント工場でしかモノを作れなかった彼等が今や海外で当たり前のように年間ウン億というモノを生産している。
今話せばサクセスストーリー。
『過去は変えることが出来る。』
とは、KING KAZU から頂いた言葉。結局、過去は現在の見方から考えればいくらだって解釈が変わってくる。LUZの二人は今、誰もが注目するブランドの2人だから、その苦労した過去がサクセスストーリーとして語られる。今も2人がバイトを掛け持ちしながら手売りで売っていたら、、、過去にしっかりしていなかったから定職も就かず、、、と同じ過去なのに全く逆に解釈されていたかもしれない。
今、現在もいつかは過去になる。この『今』をどう生きるか。LUZというブランドを永遠に続けるための旅はまだまだ現在進行形であり、いつかは次の世代に継承しなくてはいけない。
堕落していた過去に決別するために、まずは自分たちに革命を起こそう!
全てはその一声から始まった。
25,6歳のとき、堕落していた自分はマイナスからのスタートだった。そんな自分に革命を起こしLUZもここまでこれたんだから、今の20台の奴らだったらもっと行けるはず。スタートがマイナスじゃないんだから。
とは、創設者の一人michioの言葉。
今までの過去は関係ない。これからの行動しだいで過去は変わる。あの時ああしておけば良かった。。。というのは言い訳だ。
今を生きよう。必死に。
Domingoと共に。