梅雨と本と

こんなにも梅雨って長かっただろうか。

2週連続で休みの日ふ雨。家族で自転車で午前中から買い物に行こうかと思っていたが雨。仕方なく車で本屋まで。

父はいつから本を読むようになったのだろう。小学生の時は漫画イラストクラブでとにかく漫画一辺倒。世代的にはドラゴンボール、キャプテン翼、がんばれキッカーズ、オフサイド、ろくでなしブルースに湘南純愛組くらいまでだろうか。

活字の本は一体いつから読んだのだろう? 馳星周 という作家さんがFOOTBALL好きでなんとなく馳星周の本を読み始めたのが最初だろうか。スポーツ雑誌NumberやCALCIOが大好きだった20歳ころ馳星周のコラムなどを読んでからが始めかもしれない。そう考えると写真ばっかり見ていたサッカー雑誌の文を読み始めたのがキッカケだったのかもしれない。

大学を中退した僕はサッカー関係の仕事がどうしてもしたくてセリエAの専門誌CALCIO2002の編集部員募集に応募したことがある。原稿用紙1枚サッカーに関するコラムと履歴書を同封して送ったが返答はなかった。コラムはNumberに掲載されていた馳星周さんの記事を丸写ししたような内容だったので返答などある訳なかっただろう 笑

馳星周というダークな世界から知った僕は、一通りのメジャー系小説を読んで、仕事が決まるとビジネス書にも手を出すようになった。子供の頃、自分の父の書棚にも今思えば沢山の本があったが、全く興味がなかった。しかし、活字ばかりの本の中にたまに漫画があってそんな漫画の印象は鮮烈に残っていたりする。手塚治虫氏の アドルフに告ぐ という漫画は戦争の残酷さと人間の弱さに皮肉的な世界を子供ながらに感じて一生忘れることがない。

我が家の書棚にもわざわざアドルフに告ぐをネットで買い、そっとしまっておいてある。子供たちが現代の勉強に興味を持ち始めた頃に書棚から見つけてくれたら嬉しい。

自分が読んでこれは子供にも読ませたいって思える本を残しておこうと思う。

夕方少し晴れてきた。散歩にでも行こう。7/1からのレジ袋有料化でメッキリ トートバッグ がお気に入りだ。

Domingoと共に。