自分としては珍しく!?1か月ぶりに蹴った気がする。ひざ痛でGKばっかりやっていて、やっと調子よくなってきたので日曜朝のPai de Domingoで台風一過の気持ちいい朝8時から思いきり蹴ってきた。膝の調子は上々。来週はシニアリーグにMDFCとフットサル漬けなので、今から身体の調子をもっていかなければ。
誰かのために
7月末から活動していたあるプロジェクトが終了した。小学生のフットサル全国大会が中止になり、その各都道府県代表チームを集めれるだけ集めて、任意で開催した小学校年代最後のフットサル全国大会だ。
ほとんどのチームはサッカーをメインにしていて、6年生の最後の大会と言えば、12月に本戦が開催される全国少年サッカー大会。しかし中にはこのフットサルの全国大会に照準を合わせて活動しているチームもある。この全国大会を目指して活動し、その夢が突然、コロナによって無くなり散る。そんなチームの子供達、監督・コーチ、保護者の皆さんは歓喜から失意のどん底に陥った事だろう。
『仕方がない。』と言えばそれまで。仕方がない。それはモチロンそうだろう。そう仕方がない。本当に仕方がないんだ。誰も悪くない。だけど、6年間子供達をみている監督・コーチにとっては『仕方がない』で片づけることが出来ないほどの感情が溢れ出たことだろう。
僕たちは今年からTEAM SUPPORT という部署名にしてLUZを着用しているチームさんがより、FUTEBOLを楽しんでもらえるようにと活動している。モノを売る事が目的ではない。大事なのはTEAMさんと共にFUTEBOLを楽しむという気持ちと行動。
全国大会を決めていたチームの一つにLUZを愛してくれているチームさんがあり、僕たちはそのチームさんのコートに遠征に行っていた。この時7月30日。コート内でのイベントが終わった夕方、急なお知らせが、、、フットサル全国大会の中止。失意のどん底に一気に落ちていった監督。僕は掛ける言葉も見つからなかった。しかし、この時監督は直ぐに切り替えた。オフィシャルでやらないなら自分たちでやろう。強い覚悟と意思を持って決断した監督。このチームさんとの関係性はもう10年くらいになるのだろうか。こんな時こそ僕たちTEAM SUPPORTの出番だ。
そのチームの担当者を中心に即時やりましょう。と僕たちも決断。かくして全日本U-12フットサル大会実行委員会が発足された。
大会のコンセプトは子どもたちの夢を未来へ繋ぐ。大会HPを作成し、SNSを立ち上げ、大会協賛を募り運営費を捻出する。。。様々な人のご協力、ご支援を頂き大会は開催出来た。大会は8月29日・30日。このスピード感は本当にあっという間だった。安全対策を万全に施し体温測定、健康チェックシートの提出、運営に関する細かいところは僕たちが受け持ち、なるべく監督さん・コーチには大会参加に集中してもらう。
チームさんは子供たちのために、僕たちはそんなチームさんのために。全国的に状況が悪い中、誰かのために仕事をする。しかもその誰かとは10年来のずっとずっと関係してくれているチームさん。LUZ担当者との関係性は物凄く深い。今まで喜びも悲しみも共に過ごしてきている仲。もはやただの業者の営業とチームの間柄ではなく、既にそのチームの未来を共にしているような間柄。だからそんな関係性の深い方々のために働く事は妥協が無く、素晴らしいアイデアが次に次に出て精一杯やり切る。
ただただチームのためを思って、、、精一杯働いた。そこには限界が無いんだと思う。その仕事に金銭なんて発生しない。だけど大会が終わった時、会場の全員が一体になったとんでもなく幸せと感動に溢れた光景を体験できた。当然、チームさんも喜んでくれた。何度も何度も感謝をされた。僕たちはお金以上の報酬をもらえたと感じた。この体験をさせてくれた事にむしろ本当にこちらからも感謝だと思う。
何より、そこまで本気に向き合える関係性を築いた事が本当に大事。その人のためにどこまで本気で仕事が出来るか。それって日常から常に相手の事を考え思っていく仕事でなければならない。そこまでの関係性を持って行った今回の担当者は本当に素晴らしい。
大会での感染は現時点で報告されていない。無事に終えたことが全てだと思う。。素晴らしい体験に感謝。子供達は夢を未来へ繋げ、また走っていった。さぁ僕たちも次へと走ろう。
Domingoと共に。