11月
あっという間に11月。1年も残り2ヶ月。時間があっという間に過ぎる事は充実しているからなのか、忙しくさせてもらっているからなのか、どちらにせよ時間は待ってくれないからその一瞬を楽しまなければいけない。
1日
3年前の11月1日姉が41歳の若さで他界した。命日なので両親と義兄とお焼香とランチへ。皮肉な事に姉が居なくなってからのほうが義兄と会う事が多くなった。義兄は本当に忙しい人なので姉が生きている時はほとんど会う事が無かった。その気になればいつでも会えるし って皆んなそう思ったんだろう。しかし、時間は待ってはくれず悲しい結果を急がせた。スーパーポジティブな姉だったから例え癌でもきっと治すはずだ。と信じきっていた僕も今思えばもう少し現実的にならなければいけなかったかもしれない。いや、現実から目を背けていたのか、、、しかし姉は常に希望を捨てなかった。だから僕もそのように感じていたのだと思う。
死の2日前、医者はサジを投げていたが、当の本人は必死に生きようとしていた。2日前にも関わらず抗がん剤を本人の意思で飲んだのだから。そんな姉の姿を見ていたらこっちも希望を持たなければならない。姉の意思を最大限に尊重して側で支え続けてくれた義兄。2人が教えてくれた生きる希望。諦めない気持ち。
姉が生きている間にもっと義兄も含めて沢山遊びに行けば良かった。こんなにも優しい、素晴らしい義兄と共に姉も両親も一緒にCampなんて最高だったろう。。。
【別に何時でも行けるから】
そう思ってしまう。だからこそまだまだ元気な兄弟がいる方にはしっかり会って欲しいとも思う。兄弟ってついつい会わなくなってしまうものだから、、、
3日
11/3はRODA川崎店が閉店。初代店長をやっていただけに感慨深くも、川崎店の最期を見届けに来てくれた皆様に会ってやってきた事の大事さに気付けた。僕たちがやってきた事は間違ってなかった。そう思えた。この想いはまた別途RODAのブログで綴ろうと思う。
6日
そして週末。久しぶりに何もない土曜日。家族でどこかにドライブでもと意気揚々だったのは父のみ。中学1年生の娘は中間テスト前との事で勉強がしたいらしい。
勉強がしたい。って理解が出来ない僕。中1から塾に通っていて、さらに塾を増やしたいと言ってきた娘と以前、喧嘩をした。僕はもっと遊んで欲しい。と。普通に考えたらおかしな親だと思う。しかし、娘は学校の授業だけで充分学力は身に付いていると思っていたし、皆んなが勉強しかしていないなら、いつか必要な個性はどこで身につけるのか?って思ってる。
中学生で僕はTHE BLUE HEARTSに出会い、サッカーに明け暮れ、マンガも沢山読み、スケボーもやったり、友達と四六時中遊んでいた。喜怒哀楽は毎日のように顔を変えて現れ、自我 というものだったり、自分の嫌な部分、が見えたり??とにかく濃密な3年間だった。そして現在何が明暗を分けたかって、やっぱり過ごしてきた体験だったと思ってる。
時代が違う、環境が違う、性別が違う、、、と当時と現在は同じには出来ないかもしれない。しかし、父として伝える事は伝えていきたいと思っている。こんな喧嘩からまた将来の夢の話が聞けたり、さらに言えば父が塾の追加を納得して了承する結果になるくらい娘からハッキリした将来の展望を聞けた。これは本当に嬉しかった。
この土曜日は結局、午前中は父のチーム練習。
そして午後は車で3分の芝生の公園で、買ったばかりのコットを持って、マッタリ4人でランチ。なんだかんだ文句を言いながらも一緒に過ごしてくれる子供達。
明日の夕飯は 餃子派な父と息子に対してチキンのハーブ焼き派の母と娘によるグループじゃんけん大会。激闘とズルが交錯したが結果は餃子に。子供達は父が作る餃子が好きなのだ。
7日
日曜日。日曜だというのに朝7時に起きてしまい、昨晩見た CHEF という映画に感化されてホットサンドを朝食にコーヒーを飲みながら今このブログを書いている。午前は餃子の仕込み。午後は子供達とのサッカー。久しぶりのグラウンド。デカイサッカーで思いきり楽しんで来ようと思う。
時間は一瞬で過ぎてしまう。今日も気付いたらアッというに夜だろう。。。
一瞬、一瞬を楽しもう。
Domingoと共に。