遂に4年に1度のW杯が始まる。
歳を重ねる毎に、なんだか年々W杯への意欲が少なくなってきているのは何故だろう?
いつでも試合が観れるようになったからか?
出場選手が自分よりも年下だからか?
もうそこに立つという夢が絶望的だからか?
物心ついて記憶に残る大会は小学校6年生のイタリア大会。当時世界1のリーグだったセリエAに所属するドイツトリオにバッジォ、マラドーナ。小学生だったからか、LIVEではあまり観れてなかったが、ただただ、憧れの対象でしか無かったTV画面の向こうのスーパーヒーロー達。
完全にLIVEで観れた94年アメリカ大会。バッジォのポニーテールがカッコよく、クリンスマンの18番に憧れて中3の時にユニフォームを変えた時に18番をつけた。日本代表がドーハの悲劇の時、マンション中から、うわーと悲鳴が轟いていたのを思いだす。
98年大会は浪人生。ロナウドという新たなスーパーヒーローに衝撃を受けていた。ジダンにデルピエロ、オランダも大好きだった。
2002年の日韓W杯。フリーターで1番フットサルにのめり込んだ時代。このW杯でのスポーツショップの臨時バイトとして決勝の行われる地、新横浜のFOOTBALL SHOPで働いた事が後の人生を決めた。この経験はとんでもなかった。新横浜で開催された日本vsロシア戦、朝からお客さんがひっきりなしでずーっとレジで袋に商品を詰めていた。飯休憩なんて無し。気づいたら20:30キックオフの時間になっていて昼飯を食いながら試合を観ていた。ブラジルの優勝後は新横浜がまるでリオのカーニバルのようになっていて、最高の雰囲気になっていた。
2006年のドイツ大会時には、4年前フリーターだった自分がフットサルショップをオープンさせなんと結婚していた。大好きなイタリアが優勝。
2010年日本がベスト16以上。新横浜でフットサルショップをガンガンやっていて、LUZeSOMBRAをバリバリ売っていた。息子が誕生した年。
2014年ブラジル大会、この辺りから記憶が怪しくなっている。優勝したのはドイツ?日本代表はグループ負け?ハメスロドリゲスにやられたのがこの大会かな?
2018年は?優勝フランス?
おかしな事に近年の大会のほうが記憶が曖昧で、小学、中学の頃のほうが誰が出てて、あの時のあのシュートがなんてハッキリ覚えてたりする。
2022年初の中東開催。出場国と出場選手はあまり把握出来ていない。とは言えやはり観る。日本がWカップに出場してこんなにも予選リーグで強国とやるのは初めてなんじゃないだろうか?
W杯にはもう出れないかもしれないけれど、43歳になってもボールは蹴り続けている。
Pai de Domingoソサイチ。35歳以上のオヤジ達で蹴る月に1回のゲーム会。
そんなんじゃドイツに勝てないぞー!
なんて声も出てW杯を意識するオヤジ達。チームでやるフットサルも月1のソサイチもたまに行く個サルも、子供達と蹴るサッカーもやっぱり幾つになっでもボールを蹴るのは楽しい。
W杯には出れなかったけれど、蹴り続けているこの人生もまた大好きだ。この環境に感謝。
これからも楽しんでいこう。
Domingoと共に。